先日10月21日、全日本・食学会東西シンポジウム 「テーマ゛うま味はスイーツを変えるか?”」が
★ラ・パティスリー・デ・レーヴのフィリップ・コンティチーニ氏
★パティシエ・エス・コヤマの小山 進氏
★祇園さゝ木の佐々木 浩氏
と名だたる方々をパネリストにお迎えしてグランフロント大阪 ナレッジシアター
にて開催されました
またその翌10月22日(火)ラ・パティスリー・デ・レーヴが
日本1号店をオープン
させてから早いもので
1周年を迎えるということでシンポジウムの
パネリストとして御出演されたコンティチーニ氏と佐々木氏のお二方そして
ラ・パティスリー・デ・レーヴオーナー ティエリー・テシエ氏も来日しプレス向け展示試食会が開催されました!
この日のテーマは
『お菓子とうつわの魔法』展
京都・新門前「梶 古美術」のご主人 梶 高明氏選りすぐりの「和のうつわ」と
フィリップ・コンティチーニ氏の「新古典菓子」が織りなす日仏のコラボレーション
が私たちの目を楽しませてくれました
その中でも一際目を引くのがこちら
こちらは半年前に「祇園さゝ木」の佐々木 浩氏とコンティチーニ氏の
初のコラボレーションスイーツとして完成した
「京都ブレスト」と
「仁清写 波二千鳥扇面鉢 16代永楽即全作」のうつわの共演
まさに日仏の完全なるコラボレーション
因みにこの「京都ブレスト」先付け、椀、焼物、デザートと
コース仕立てになっているから驚きです
そしてこちら中央にあるのは以前ご紹介した
タルトタタン
うつわが変わるとまた雰囲気が変わりますね
またコンティチーニ氏や佐々木氏のお話にもあったのですが、日本人だと丸いお皿よりこういった四角いお皿の方がモダンな印象を受けるのですが、どちらかというとそれは日本人の感性であって、外国の方からすると四角いお皿の方に日本的な印象を受けるんだそう…
知りませんでした
その他にもお皿を以て季節を表現するのも日本ならではなのだとか
「和食」の世界無形文化遺産登録が12月に正式決定されますが、このうつわの文化も和食とは切っても切れない存在ですよね
さてさて12月といえば忘れてはならないのが
クリスマス
今年の新作クリスマスケーキたちのお披露目もありました
パリブレスト・ド・ネージュ
レーヴの代表パリブレストが日本人の大好きなショートケーキと共演。
間にはフリュイルージュのコンフィ+ホイップ+フリーズドライのいちごが入っており中でもゼラチンを入れることで空気を抱いた軽さと弾力感を持ったホイップはフリーズドライのいちごとも相まってこれまでにはない食感楽しむことができます。
テシエ氏の素敵なピースもいただいちゃいました
ブッシュ・シトロン・ピスターシュ
ピスタチオがあしらわれる以外飾り気のないシンプルなブッシュ。
厚めに焼いたピスタチオのビスキュイにピスタチオのクリームと酸味のあるレモンクリームを重ね、またそれを上質な抹茶で色付けしたホワイトチョコのムースで包み込んでいます。
ブッシュ・プラリネ・フュメ
アクセントとしてプラリネがあしらわれているのみで飾り気のない
シンプルなブッシュ。
スモークしたプラリネは長い余韻を残す大人な味。
クリスマスケーキ選び迷っちゃいますね
また実はもうひとつ素敵な発表がされたんですが。。。
それはまたあらためてご紹介します